カムチャツカ地方 ユーラシア大陸最高峰の火山が噴火【写真】

この3年間静寂を保っていたカムチャツカ地方で、ユーラシア大陸最高峰の活火山クリュチェフスカヤ山の頂上付近で噴火がはじまった。ロシア科学アカデミー極東支部が発表した。
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専門家らによれば、この数ヶ月間にクレーターから何度か単独の噴煙が確認され、火山性の振動も増加していた。

火山頂上付近の赤外線調査では、溶岩噴出の予兆が見られたが、いまのところクレーターが深いため確認されていない。


ロシア科学アカデミーによれば、クリュチェフスカヤ山はユーラシア大陸で最高峰の活火山で、火山の高さは4750メートル、年齢は7千年と推定される。同山は居住地から離れた地点に位置する。

火山の高さに関しては、次に高いのがカムチャツカ地方のシベルチ山(3307メートル)。その後にイタリアのエトナ火山(3350メートル)とヴェスヴィオ(1281メートル)が続き、これらの火山は街の近くに位置していることから歴史的に多くの犠牲者を出しいる。

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