ラブロフ外相は第2回パリ平和フォーラムで、2020年米大統領選挙について、「我々が問題を解決するので心配しないように」と冗談を言った。
今年春、米国のロバート・モラー特別検察官は2016年米大統領選挙への所謂「ロシア介入疑惑」の捜査を終了し、SNSやハッカー攻撃によって介入が行われたとの結論に達した。調査の枠内で一連のロシアの個人や団体が起訴され、制裁が科された。なおロシアはこれらの非難を否定している。
次期米大統領選挙は2020年11月に行われる。今月11日、米国の司法省、国防総省、連邦捜査局(FBI)、その他の米国の法執行機関のトップは、ロシア、中国、イランが米国の投票プロセスへの介入または、有権者の判断に影響を与えることを試みるだろうとの共同声明を発表した。
トランプ大統領は昨年10月、CBSテレビのインタビューで、2016年米大統領選挙にはロシアだけでなく中国も介入したとの考えを表した。