スプートニク記者:今回の大会で一番大きなチャレンジは何ですか?
友野選手:「ショートプログラムが自分の中ですごい苦手意識があったので、そこでどれだけ思い切って演技の臨めるかというのが最大のチェレンジでした。フリーにつながる演技ができたらいいなと思っていたので、最初のトゥループでその思い切りの良さがあまりなかったんですけど、その後はしっかり自分の演技ができたからよかったです。」
GPロシア男子ショート 友野 一希選手 SPの苦手意識を克服「フリーにつなげたい」
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友野選手はSPの演技に自信を得た様子で、スプートニク記者にこの先もこの調子で「全力でアピールしていきたいなと思っています」と爽やかに答えていた。
5日、モスクワで開幕のフュギュアスケートグランプリシリーズの第5戦ロシア大会(ロステレコム杯)、男子ショートプログラムは1位がロシアのアレクサンドル・サマリン、2位もロシアのドミトリー・アリエフ、3位もまたロシアのマカール・イグナトフと、表彰台をロシア勢が占めた。日本の宇野昌磨選手は4位、 友野 一希選手は7位に立っている。
GPシリーズ2019
今シーズンはラスベガス(米国、10月18日〜20日)、ケロウナ(カナダ、10月25日〜27日)、グルノーブル(フランス、11月1日〜3日)、重慶(中国、11月8〜10日)、モスクワ(ロシア、11月15〜17日)、札幌(日本、11月23日~25日)で開催され、男女シングル、ペア、アイスダンスの成績上位6名(組)が、トリノ(イタリア、12月5日~8日)で開催されるGPファイナルに出場する。
優勝賞金は1万8000ドル。なお2人組で行うペアとアイスダンスは1組で同額。2位は1万3000ドル、3位は9000ドル、4位は3000ドル、5位は2000ドル。