米国、露Su-35戦闘機の購入に対しエジプトを制裁で脅迫

米国は、エジプトがロシアのSu-35戦闘機を購入した場合、ネガティブな結果がもたらされるだろうと脅迫した。米経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」が、マイク・ポンペオ米国務長官とマーク・エスパー米国防長官がエジプトのモハメド・ザキ国防相に送った書簡を引用して報じた。
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書簡では、エジプトとロシアの大規模な取引は、米国とエジプトの軍事協力の障害となると述べられている。また米国はエジプトに制裁を加える可能性もあると警告したという。

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3月末、ロシア国営兵器輸出企業「ロスオボロンエクスポルト」のセルゲイ・コルネフ氏は、ロシアとエジプトはSu-35の供給契約に署名していないと発言した。また同時に、ロシアはエジプトに兵器を供給する用意があるとされた。


3月、ロシアのコメルサント紙は、エジプトがロシア製戦闘機スホイ35の供給契約に調印したと報じた。同紙によると、エジプトはスホイ35を「20機以上」と、同機用の航空破壊手段を20億ドルで購入する。2020年~2021年にも納入が始まる可能性があるという。スプートニク通信社は4月、米国はエジプトに対する制裁の可能性を除外しないと報じた。

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