香港の抗議行動で2人のドイツ人が拘束

香港の抗議行動の中で2人のドイツ人が拘束され、領事館の援助を受けている。ドイツ外務省が発表した。
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総領事館は、「我われ在香港総領事館はドイツ国籍を持つ2人の男性に対し領事館としての援助を行っており、現地の弁護士と当局とのコンタクトをはかっている」と発表した。

ドイツの「ビルド」紙によれば、2人は香港で勉強している交換留学生だという。

香港警察、大学近くのデモ隊を解散させるために催涙ガスを使用
香港ではすでに5日にわたってデモ隊と警察との激しい衝突が続いている。デモ隊は平日の交通機関の動きを封鎖するという、新たな戦法に出はじめた。ここ数日のマスコミ報道によれば、デモ隊の中に弓や槍、洋弓銃で武装する者が現れている。

事の発端は何だったか?

香港では、中国の法律に違反している疑いのある人物や指名手配されている犯罪人を香港から中国本土に引き渡すメカニズムの確立を目的とした法案に反対する大規模な抗議デモが数カ月前から続いている。

香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は世論の圧力を受け、同法案を議題から外すことを発表したが反政府デモはおさまらず、数十万人が街頭に出て反対の意志を示している。

ここ数週間、抗議デモではデモ隊と警察の激しい衝突が起こっている。抗議デモは市内のさまざまな場所で行われており、参加者らは公共交通機関を妨害したり、複数の道路を封鎖した。

警察は一度ならず催涙ガスを使ってデモ隊を解散させている。

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