モラヴィエツキ首相は、「我々の強力な同盟国である米国は、アンジェイ・ドゥダ大統領と国防大臣の努力により、駐ポーランド米軍を10倍以上増員することを決定した」と述べた。
今夏、ポーランドと米国は軍事協力に関する共同声明に調印した。この文書により、現在の駐留軍4500人から1000人増員することになる。
双方はまた、ポーランド領内の軍隊配備・装備の場所についても合意した。軍事本部の場所はポズナニとなった。
ワルシャワでは、これによりNATO東部における米軍指導部はポーランドに移ると発表した。
9月、与党の「法と正義(PiS)」ヤロスラフ・カチンスキ党首は当初、ポーランド領内におけるNATO枠内での米軍の恒久的駐留は計画されていないと発言していた。「しかし、地政学的状況は近年、西側同盟国、特に米国の立場を変化させた」とカチンスキ党首は述べていた。
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