NASA 船外活動中の宇宙服の不具合を発表

米国のアンドリュー・モーガン宇宙飛行士の右ブーツに、11月15日の船外作業中に少量の水が溜まったという。NASA公式筋がRIAノーボスチに語った。
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NASA公式筋は「モーガン宇宙飛行士の宇宙服の右ブーツ内部に少量の水が溜まっていることが分かった。エンジニアが不具合の根本的な原因を追究している」と語り、この件が次の船外作業スケジュールに影響を与えることはないとした。

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モーガン宇宙飛行士は11月15日、欧州宇宙機関(ESA)のルカ・パルミターノ飛行士(イタリア)とともに国際宇宙ステーションの船外活動を行った。船外活動は6時間32分で、この間、両名はアルファ磁気分光計(AMS)の保護シールドを取り外した。これは次回の船外作業で同機の修理を行うために必要な作業だった。

アルファ磁気分光計(AMS)は2011年に国際宇宙ステーションに届けられた。NASAでは同機冷却システムのポンプ4基中3つが故障したと発表している。この修理を行うため、パルミターノ飛行士とモーガン飛行士はさらに3回の船外活動を予定している。

以前メディアでは、国際宇宙ステーションの米国モジュールでいくつかの機器が故障し、宇宙飛行士らが調理施設を使えないとの報道があった。米国宇宙飛行士らは食べ物を温めるためにロシアモジュールに赴いていた。

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