米海軍、南シナ海の係争水域近くを航行

米海軍の駆逐艦は20〜21日、中国が領有権を主張する南シナ海の海域近くを航行した。ロイター通信が米軍報道官の話をもとに報じた。
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第7艦隊報道官は、中国の過剰な権益の主張に対抗する航行の自由作戦を行うために「駆逐艦がパラセル(西沙)諸島とミスチーフ礁(美济礁)の海域を航行した」と語った。

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中国は、パラセル(西沙)諸島やスプラトリー(南沙)諸島、黄岩島(スカボロー礁)を巡って、ブルネイやベトナム、マレーシア、フィリピンと領土紛争を行っている。2013年末以降、中国政府はこれらの島々で、人工島の建設やこれらの地域の拡張・開発に関する大規模な治水・建設作業を行っている。米国と日本は、海軍基地や軍用飛行場への変化を含む軍事目的で利用される可能性がある陸地の区画を中国が形成しているとして非難している。

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