河野氏は「GSOMIAや日韓の防衛協力が重要だという認識を持っている人は韓国の政権内にもいるので、賢明な判断をしてくれると考えている」とも語った。また、河野氏は「GSOMIAは、日本が得ている情報をさまざまな角度で補完することには役立っているが、失効そのものが日本の安全保障に直接影響を与えることは無い」と述べた。
GSOMIAは、朝鮮半島の有事に備え日韓両国が防衛機密の共有を可能にする枠組みで、米国の情報も共有している。米韓高官、GSOMIAを協議 早期の会談実施へ8月中旬、韓国は日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA) 期限延長を拒否した。これは日本政府が韓国をホワイト国(輸出管理優遇対象国) リストから除外したことへの報復措置とみられている。7月初旬、 韓国が1910- 1940年の日本統治下時代に日本企業により労働を強いられた韓国人(元徴用工)に対し補償金支払いを求めたため、日本側は「 韓国との信頼関係が損なわれた」と発言した。
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