ロンドン当局 Uberにロンドン市内営業許可を発行せず

ロンドン当局は自動車配車オンラインサービスUberに対し、ロンドン市内の営業許可を発行しなかった。当局によるとUberは乗客の安全に関して基準を満たしていないという。
この記事をSputnikで読む

Uberの営業許可は、乗客の安全に懸念があるという理由で2017年に取り消されていた。しかしその後、Uberはロンドン交通局(Tfl)の決定を不服とし上訴申告、サービス提供を継続していた。

Uberは暫定免許で営業しているが、その有効期限を25日(月)に迎えようとしている。

ロンドン交通局は、無免許あるいは免許失効の運転手がUber登録運転手のアカウントにアクセスし、乗客輸送を行ったケースを1万4千件以上検出した。Uberアプリの脆弱性により、第三者の写真が登録運転手のアカウントにアップロードされてしまうと交通局は指摘している。

Uberが上告する場合、同社は裁判において乗客安全に関して要求された水準を満たすための措置を取ったことを証明しなければならない。

ロンドンはUberにとって米国外で重要な都市の一つ。同社はロンドンで4万5千人の登録運転手を抱えている。

関連記事

コメント