スペインブランド「ロエベ」 強制収容所制服に類似の商品で謝罪

スペインの高級ファッションブランド「ロエベ」は、第二次世界大戦時のナチス強制収容所の制服に似たコレクションに批判が集中していることを受け、謝罪を行った。CNNテレビが報じている。
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白黒の縦縞のシャツとズボンは、英国陶芸家のウイリアム・ド・モーガン氏に捧げるカプセルコレクションの一部で、11月14日に発売されていた。

ロエベは声明で「イメージの一つが、人類史上最も不快な瞬間として間違って解釈されていることに着目しました」「これは我々の意図ではなく、尊い記憶に対して我々が鈍感であると感じた全ての人に謝罪します」と伝えた。同社は公式サイトから関連商品の写真を削除し、販売対象から外した。

ロエベに対する批判は、インスタグラムの「ダイエットプラダ」アカウントでも発せられていた。これは人気匿名ブログで、デザイナーの盗作を指摘することで知られている。同アカウントは、上下セットで1,840ドル(約19万8720円)の問題商品は「どう見ても、強制収容所の制服以外の何かには見えない」とコメントしている。

​これはファッションブランドがその商品で批判される初めてのケースではない。ジバンシイ、コーチ、ヴェルサーチが間違った中国地図をプリントした衣服を発売し、謝罪したことは記憶に新しい。

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