ハンガリー、「ユーロビジョン」の出場辞退 ゲイ・カルチャーとのむすびつきが理由か=ガーディアン紙

ハンガリーは、欧州国別対抗歌謡祭「ユーロビジョン」への出場を辞退した。「ユーロビジョン」とゲイ・カルチャーとのむすびつきが理由とみられている。ガーディアン紙が報じた。
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なお、辞退理由は正式には発表されていない。だが「ユーロビジョン」を放送する予定だったハンガリーの国営テレビ「MTVA」の関係者によると、MTVAのスタッフは、「ユーロビジョン」と性的少数者(LGBT)コミュニティのむすびつきが理由であると確信しているという。

ユーロビジョン司会者が発表 ディカプリの元恋人とLGBT活動家
ガーディアン紙の報道によると、保守派のビクトル・オルバン氏率いるハンガリー当局は、「伝統的な家族観」が優先事項であると繰り返し発表した。最近、新政府派のテレビチャンネルのコメンテーターは「ユーロビジョン」について「同性愛者の群れ」だと指摘し、出場辞退は国民の精神的健康にプラスの影響を与えるだろうと述べたという。

11月中旬に発表された「ユーロビジョン-2020」の暫定的な出場者リストにハンガリーは載っていなかった。

ハンガリー・トゥデイはまず、これまでの「ユーロビジョン」におけるハンガリー代表者たちの成績が振るわなかったことに注目した。 

ハンガリーでは、「ユーロビジョン」の出場者を選抜する代わりに、「ハンガリーのベストソング」を選ぶコンテストが開かれるという。

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