マドゥロ大統領は「コロンビア政府と米軍南司令部がコロンビア・ベネズエラの国境で挑発行為を予定しているという情報を持っている。これは(コロンビアの)イバン・ドゥケ大統領に対する国民の反乱から目を逸らすための行為だ。(ベネズエラ)軍は警戒態勢を高める必要がある」と語った。
マドゥロ大統領はまた軍に対して、ベネズエラの平和と主権を守る態勢ができているよう呼びかけた。
2019年1月23日深夜から翌24日にかけて、ベネズエラではクーデターが試みられた。 ベネズエラ野党の指導者、フアン・グアイド国会議長はカラカスの路上で何万人もの支持者を前に集会を行った。米国は、ニコラス・マドゥロ大統領に対する反対運動のリーダーとなった、つい最近までほとんど世界に知られていなかった35歳のグアイド国会議長を支持している。カラカスでの反体制派によるデモンストレーションは、1958年に独裁者のマルコス・ペレス・ヒメネスがその座を追われた日にあわせて行なわれた。
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