IAEA事務局長に初の南米出身者

国際原子力機関(IAEA)は2日、特別総会を開き、アルゼンチンの外交官、ラファエル・グロッシ氏の事務局長就任を承認した。通信社スプートニクの特派員が伝えた。
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IAEA理事会は10月30日、グロッシ氏を新事務局長に指名した。同氏はIAEAを含む在ウィーン国際機関アルゼンチン政府代表部の大使を2013年から務めていた。

グロッシ氏は、南米出身者としては初めてIAEA事務局長に選出され、3日に就任する。1957年にIAEAが設立されてから6人目の事務局長。任期は4年。

今年夏に任期途中で死去した天野之弥事務局長の後任を決める選挙では、ルーマニアのコルネル・フェルータ事務局長代行がグロッシ氏の主なライバルとなった。 

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