豪砂漠地帯で約2週間ぶりに女性発見

オーストラリア中部の河床で車が立ち往生し、砂漠地帯で12日間行方不明になっていたオーストラリア人女性のタムラ・マクビース・ライリーさん(52)が、警察と救助隊によって発見された。ノーザンテリトリーの警察が発表した。
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ABCによると、マクビース・ライリーさんは約2週間前、友人2人と一緒に自動車で旅行に出かけたが、間もなく自動車がフィンク川の河床で立ち往生してしまった。

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マクビース・ライリーさんによると、3人は3日間、車を引き出そうと試みたが、上手くいかなかった。持っていた水とウォッカはほとんど飲んでしまったため、別の避難場所と水源を見つける必要があると考えた。そこで3人は、自分たちが向かう方向について書き記したメモを車の中に残して出発した。

まず3人は、家畜の水飲み場に立ち寄り、水を汲んだ。その後、マクビース・ライリーさんの友人2人は、道路を目指して北へ行くことにした。マクビース・ライリーさんは、犬と一緒に水飲み場の近くに残った。この暑い気候の中で旅をすることに犬は耐えられないと考えたからだ。

​警察は「マクビース・ライリーさんはアリススプリングスの病院に搬送され、脱水と日焼けの治療を受ける。(友人の)クレア・ホックリッジさんとフー・トランさんは今も行方不明で、警察は捜索活動を強化しており、暗くなる前に2人を見つけ出すことに期待している」と発表した。

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