日本の探査機「はやぶさ2」 地球帰還に向けてイオンエンジン噴射

日本の探査機「はやぶさ2」は3日、地球帰還に向けて主力エンジンであるイオンエンジンを噴射、加速を開始した。
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、日本時間11時42分に「はやぶさ2」のイオンエンジンの加速開始が確認され、機体の状態も正常だという。

「はやぶさ2」は11月、地球帰還に向けて小惑星「リュウグウ」を出発した。来年末ごろ地球に帰還する。「リュウグウ」で採取したとみられる岩石の破片を地球に持ち帰る予定。

JAXAの「はやぶさ2」プロジェクトでプロジェクトマネジャーを務める津田雄一氏は3日、ツイッターで「地球人の皆様、ただいまリュウグウからのお届け物を発送いたしました。お渡しは約1年後になります。責任をもってお届けいたしますので、大きな期待と少しの心配とともにお待ちください」とのメッセージを伝えた。

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