在日米軍駐留経費は合意に基づき適切に分担されている=菅官房長官

菅官房長官は4日の記者会見で、トランプ米大統領が在日米軍駐留経費の日本側の負担を増やすよう求めたことについて、経費は日米間の合意に基づき適切に分担されているとの考えを表した。
この記事をSputnikで読む

菅官房長官は「現在の在日米軍の駐留経費は日米両政府の間の合意に基づいて適切に分担されていると考えている」と述べた。NHKが報じた。

またNHKによると、菅氏は、トランプ大統領が安倍首相に駐留経費の増額を求めたと明らかにしたことについて、「首脳間の外交上のやり取りの詳細を明らかにすることは差し控えたい」と述べた。トランプ大統領は3日、訪問先の英ロンドンで、在日米軍駐留経費の日本側の負担を増やすよう安倍首相に求めたことを明らかにした。

米国防総省 新型極超音速ミサイルに約10億ドルを予算化
共同通信は11月、日本政府筋の情報として、7月にトランプ政権が在日米軍の駐留経費の日本側の負担を現在の5倍に増やすよう求めたと報じた。なお日本側はこの報道を否定した。

日本政府はこれまでに繰り返し、日本は米国の他の同盟国よりも多くの駐留経費を支払っていると述べている。今年度予算の在日米軍駐留経費負担は1974億円に上る。

関連ニュース

コメント