アフガニスタンで銃撃された日本人医師死亡

アフガニスタンで4日に銃撃された福岡市の非政府組織「ペシャワール会」の医師、中村哲さんが死亡した。
この記事をSputnikで読む

NHKによると、中村さんは4日、アフガン東部ナンガルハル州を車で移動中に銃撃され、病院で手当てを受けていたが死亡した

中村さんは、アフガニスタンで長年にわたり支援活動に取り組んできたという。

アフガニスタンのセディク大統領府報道官はツイッターで「アフガニスタン政府は、アフガニスタン人の生活を変えることに一生を捧げたアフガニスタンの最良の友であるナカムラ医師に対する卑劣で臆病な襲撃を断固として非難する」と強調した。

アフガニスタンで銃撃された日本人医師死亡

NHKによると、反政府武装勢力タリバンは「今回、ジャララバード(ナンガルハル州)で起きた事件について関与を否定する。日本のNGOは、われわれの土地でこれまで復興支援に取り組んできており、攻撃の対象にしたことは一切ない」との声明を出した。

先に、襲撃でアフガニスタン人5人も死亡したと報じられた。ナンガルハル州ジャララバードの第1警察署の敷地内で4日午前、襲撃事件が起きた。犯行声明は出ていない。

コメント