米大統領の職権乱用は弾劾手続きに値する=下司委長

司法委員会のジェロルド・ナドラー委員長(民主党)は4日、トランプ大統領の弾劾調査を進める下院の公聴会を終えて、大統領の職権乱用、およびその行動は弾劾手続きを開始するに相当するという判断を下した。
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弾劾ではなく「クーデター」 トランプ大統領が民主党を批判
ナドラー委員長は2020年米大統領選への干渉を外国政府に依頼したとして、トランプ大統領の行動は弾劾手続きに値するという決断を下した。さらに、公聴会における議会証言の妨害も行ったとして、トランプ大統領を批判した。

米下院では4日、弾劾調査の公聴会で4人の憲法学者が議会証言を行った。そのうち、3人の学者が弾劾手続きを妥当とする見解を示した。4人目の憲法学者は異議を唱え、トランプ氏が弾劾に値する犯罪を犯したとする証拠は不十分とした。

これらの証言を踏まえ、ナドラー委員長は弾劾手続きが妥当との判断を下した。

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