現在、日本はサハリン州への主要な投資国の1つであり、サハリンの大陸棚で採掘されるLNG(液化天然ガス)の主要消費国だ。しかし、リマレンコ州知事によると、サハリンにおける露日協力は拡大可能であり、拡大すべきであるという。
リマレンコ州知事は久野総領事に対し、サハリンにおける極東全住民が利用できるようなメディカルクラスター(高度専門病院群)設立への日本参入を提案した。
知事はまた、サハリン州の自動車を天然ガス自動車に転換するための大規模な取り組みに日本も参加して欲しいと希望を伝えた。
日本の大手自動車メーカー「トヨタ自動車株式会社」と「三菱自動車工業株式会社」は、同州でCNG(圧縮天然ガスエンジン)システム搭載車を販売する可能性もあるだろう。現在、同州では天然ガススタンド網が整備されつつある。来年には、サハリン州で新しい移動式天然ガスステーションが稼働する予定だ。