アリョーナ・コストルナヤはスプートニク特派員から世界記録についての問いをうけると、記録は特に気にしていないと語っている。
「私は記録には大した注意を向けていません。1度はこれを樹立したのですから、今度は磨き上げる番です。コーチ陣は最初から得点は少し落ちるだろうとふんでいました。ところが逆に多くなったのは誰も予期していませんでした。」
さらに滑走順についてスプートニク記者が1番になったことはどう影響したかと尋ねると、コストルナヤは最初に滑ったほうが楽だったと答え、「いつも試合前のトレーニングが一番苦しいんです」と付け加えた。
「私たちはいつも一緒にトレーニングをしています。だからここ(トリノ)でも少し気が楽なんです。だってここの選手のほとんどが私たちのグループなんですもの。」
コストルナヤは試合中、家族に電話する時は母ではなく、父と話していると打ち明けている。「試合中はママとは一切話をしないんです。だってママはものすごく心配しすぎるので、私の精神安定上悪いし、演技に集中できないんです。」
GPシリーズ2019
GPシリーズは、6大会で構成されている。今シーズンはラスベガスの他、ケロウナ(カナダ、10月25日〜27日)、グルノーブル(フランス、11月1日〜3日)、重慶(中国、11月8〜10日)、モスクワ(ロシア、11月15〜17日)、札幌(日本、11月23日~25日)で開催され、男女シングル、ペア、アイスダンスの成績上位6名(組)が、トリノ(イタリア、12月5日~8日)で開催されるGPファイナルに出場する。
優勝賞金は1万8000ドル。なお2人組で行うペアとアイスダンスは1組で同額。2位は1万3000ドル、3位は9000ドル、4位は3000ドル、5位は2000ドル。GPファイナルの賞金は大幅に高くなり、1位は2万5000ドル、2位は1万8000ドル、3位は1万2000ドル、4位は6000ドル、5位は4000ドル、6位は3000ドル。