トランプ政権 タリバンとの協議を再開

米政府は7日、アフガニスタンの旧支配勢力タリバンとの協議をカタールで再開した。米国側の情報筋による証言をもとにAFP通信が報じた。
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タリバン 米と和平協議再開を希望=露外務省
情報筋は、「米国は今日、再び協議に加わった。議論の焦点はアフガン国内における交渉や停戦につながる、暴力の抑止にある」と語った。

トランプ大統領は9月8日、アフガニスタンの首都カブールで起きた自爆テロで米兵士1人を含めて12人が死亡したことを受け、予定していたアフガニスタン反政府勢力タリバンの有力指導者との秘密会談を取りやめた。

アフガニスタンのアシュラフ・ガニ大統領とタリバンの指導者は8日にワシントン近郊の大統領山荘「キャンプデービッド」でトランプ氏と個別に会談する予定だった。しかし、トランプ氏は、カブールで起きたテロを受けて、会談をキャンセルしたと説明した。それに伴い、タリバンとの和平協議も中止となった。

トランプ米政権はタリバンとの合意の枠内で数千人の米兵の引き上げを計画している。これにより現在の1万4千人規模のアフガニスタン駐留米軍は8千から9千人にまで縮小されうる。

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