NATO事務総長 ロシアを敵視してはいない

NATOのストルテンベルグ事務総長はCNNテレビの記者からの取材に、NATOはロシアを敵視してはいないと答えた。このインタビューの模様は8日に放映されている。
この記事をSputnikで読む

ストルテンベルグ事務総長は、ロシアはNATOにとって敵かという問いに対し、「我々はロシアを敵とはみなしていない。我々は世界を敵と友人というふうに区分けすることはしない」と答えた。

ストルテンベルグ事務総長は「我々は常に関係改善に努めている。ロシアは冷戦時代のソ連とは異なる」と述べる一方で、「ロシアはより自信を強めている。隣国、ウクライナに軍事力を行使したではないか」と断言した。

NATOの先日の首脳会議では、中国が立場を強化しているという非難も出されている。これを受けて、中国外務省の華春瑩(カ・シュンエイ)報道官は、北太平洋条約機構(NATO)の首脳会談についてコメントし、中国の影響増大はNATOにとっての脅威と新たな敵の出現を意味するものではないと表明した。

コメント