WADA ロシアに4年の大会を出場禁止 五輪、世界選手権も不参加

世界アンチ・ドーピング機関(WADA)理事会はロシアに今後4年間、世界的な大会、国際試合への参加を禁じることを決めた。五輪も世界選手権への出場権もロシアから剥奪される。WADA広報部が発表した。
この記事をSputnikで読む

WADA理事会はこの他に、ロシアに今後4年、世界選手権を開催し、またその招致申請を行うことも禁じ、ロシアの役人、ロシア・オリンピック委員会およびパラリンピック委員会の幹部が国際試合を視察することも禁じた。

​ロシア反ドーピング機関は、WADA理事会が今後4年間、近く行われる五輪、世界選手権、パラリンピックへのロシアからの出場はドーピングを行っていない選手に限られること、選手らは中立的な立場で国旗の掲揚、国歌斉唱も行われないと決定したことを確認した。


この決定は9日、スイス、ローザンヌで行われたWADA理事会の会議でとられたもの。来年夏には2020年東京五輪、パラリンピックが、また2022年には北京での冬季五輪、パラリンピックが迫っている。

関連記事

コメント