FIFAはWADAの決定を受け、同機関と緊密な連携をとりながら、現在、ロシアサッカーとの関係での制裁の程度について確認を行っていることが機関により明らかにされた。
テイラー委員長は、「もし彼らが予選を通過した場合、ロシアを代表するチームは出場することができないが、代表チームではなく中立チームという構成で参加を表明することは可能だ。その場合、選手たちがどういった形で出場するかについてはすでに検討がされているだろう。しかし、その場合の条件としては、ロシア国旗はなく、ロシア代表でもない」と語った。
この決定は9日、スイス、ローザンヌで行われたWADA理事会の会議でとられたもの。来年夏には2020年東京五輪、パラリンピックが、また2022年には北京での冬季五輪、パラリンピックが迫っている。
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