以前、韓国メディアは、12月の東倉里の発射場での「極めて重要」な実験の過程で北朝鮮は今後の新型ミサイル用の2つのエンジンの点検を実施し、クリスマスまでにさらにミサイル発射を行う可能性があるということを報じていた。
鄭景斗国防部長官は、訪問先のオーストラリアで、「私は頻発する北朝鮮のミサイル打ち上げと東倉里地位のソヘ発射場でのエンジン実験を深く憂慮している」と発言した。同氏は韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官とともにオーストラリア政府との「2プラス2」の会談のため、同国を訪問していた。
ハノイでの米朝首脳会談が失敗に終わった後、北朝鮮は公式に核実験と大陸間弾道ミサイルの発射実験を実施しないことだけを表明。しかし、エンジンの実験と衛星または中距離弾道ミサイルの打ち上げについては触れなかった。
この数ヶ月間、北朝鮮政府は、米国が北朝鮮に朝鮮半島情勢の解決について新たな提案を示さなければならない期限が今年末で終了するという点を繰り返し強調している。
関連ニュース