「政治的虐殺そのもの」 アサンジ氏の健康状態を露外務省が憂慮

ロシア外務省のマリア・ザハロワ公式報道官は12日のブリーフィングで、ウィキリークス創始者ジュリアン・アサンジ氏の容態の急変について、ロシアは深刻な憂慮を抱いているとし、アサンジ氏は十分な医療儲けられず、精神的拷問を受けており、これは政治的虐殺そのものだと厳しく糾弾した。
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「ウィキリークス創始者ジュリアン・アサンジ氏の容態が悪化との知らせは深刻な憂慮を呼んでいます。現在、彼は英国の刑務所に収監されています。そこは最も厳格なことで知られるベルマーシュ刑務所です。アサンジ氏への扱いは残酷と分類されています。」

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ザハロワ氏は、アサンジ氏は病人でありながら、医療を受ける道を絶たれ、十分な食事も与えられず、絶えず、残酷極まりない拷問を受けていると指摘している。

ザハロワ氏は「国際社会の声はほぼ一致しています。これは、本物のジャーナリズムに従事していた人間に対する正真正銘の虐殺です。最も恐ろしい手段を人間に行使する政治的虐殺そのものです」と力説した。

アサンジ氏の父親のジョン・シプトン氏(80)はアサンジ氏が米国へ送還となった場合、長期で収監される恐れがあり、そうなればアサンジ氏は獄死すると憂慮している。

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