1月後半にも部隊の中東派遣命令 政府、米艦防護を想定せず

政府は中東海域の安全確保に向けた海上自衛隊への派遣命令を、早ければ来年1月後半に出す方向で検討に入った。派遣命令に先立つ準備期間は訓練を含めて1カ月程度と計画している。活動内容には、安全保障関連法に基づく米軍艦船の防護は想定しない方針だ。政府関係者が13日、明らかにした。
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中東派遣の閣議決定は23日にも行う方向。河野太郎防衛相は決定後、ただちに海自に派遣準備を命令する。米軍主導の有志連合が来年1月に活動が本格化するとみられるため、歩調を合わせて早期の活動開始を目指す。

閣議決定案では、不測の事態が発生した場合に海上警備行動を発令すると規定した。

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