ナイジェリアでボコ・ハラムによるテロ発生 14人が死亡

イスラム原理主義の過激派テロ組織「ボコ・ハラム」の戦闘員が現地時間で12日の夜にナイジェリア北東部のボルノ州を襲撃し、少なくとも14人が死亡した。新華社通信が現地当局の発表をもとに報じた。
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報道によれば、ボルノ州のマグメリ区でボコ・ハラムの戦闘員による襲撃事件が12日の夜に発生した。戦闘員らは11台の車両で街に乗り入れ、機関銃などで次々と襲撃した。この襲撃により、義勇兵や治安当局関係者8人が死亡したほか、市民6人が犠牲になった。

ナイジェリアではボコ・ハラム(別名、「イスラム国西アフリカ州」)によるテロ活動が激化している。ボコ・ハラムは欧米の価値観に反旗を翻しているほか、国内全土で「シャリーア」(イスラーム法)の導入を主張している。

ニジェール、カメルーン、チャドなど、ナイジェリアの周辺国はボコ・ハラムを敵視しており、治安当局との間で交戦が続いている。

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