フォーブス誌 ロシアの最新の通常動力型潜水艦を評価

米経済誌「フォーブス」は、ロシアの最新潜水艦B-274「ペトロパブロフスク・カムチャツキー」について、米国のいかなる潜水艦とも似ていないとし、使用されているエンジンが異なる点を指摘した。
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記事の著者によると、露米の潜水艦の主な違いは、ロシアの潜水艦はディーゼル・エレクトリック方式であり、強力な鉛蓄電池とそれを充電するためのディーゼル発電機が搭載されていること。すなわち、原子力を動力とする米海軍の潜水艦とは異なる。

フォーブス誌 ロシアの最新の通常動力型潜水艦を評価

米海軍が原子力ではない動力を持つ通常動力型潜水艦を最後に採用したのは、1950年代のバーベル級潜水艦。

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またフォーブス誌は、通常動力型潜水艦の長所として、サイズがコンパクトであることと、原子炉の専門要員が不要であるため乗組員のコストが低い点を挙げている。

しかも通常動力型潜水艦は、そのほとんどすべてのシステムの電源を切ると、敵から探知されにくくなる。

ロシアの潜水艦B-274「ペトロパブロフスク・カムチャツキー」は、2019年11月25日にロシア海軍の太平洋艦隊に就役した。

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