香港警察、再びデモに対して催涙ガス使用 【動画】

15日夜、香港警察が香港・旺角で反政府デモに対し再び催涙ガスとトウガラシスプレーを使用した。香港電台が伝えた。
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現地時間で15日夜20時(日本時間21時)ごろ、香港・旺角にはデモ参加者が集まり、歌を歌ったり、警察に対してハートサインを示したりしたという。警察はこれに対して2人の参加者を拘束した。数時間後、警察は催涙ガスなどを使用しはじめた。

香港デモ 未成年者5人が拘束 男性殺害容疑で
香港では、中国の法律に違反した疑いのある人物や指名手配されている犯罪人を香港から中国本土に引き渡すメカニズムの確立を目的とした法案に反対する大規模な抗議デモが数カ月前から続いている。

香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は世論の圧力を受け、同法案を議題から外すことを発表したが反政府デモはおさまらず、数十万人が街頭に出て反対の意志を示している。警察は一度ならず催涙ガスを使ってデモ隊を解散させてきた。

この抗議活動による逮捕者は4千人を超えたほか、警察による鎮圧で1500人以上が負傷した。

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