アサド大統領「シリアには米国の傭兵数千人がいる」

シリアのアサド大統領は、中国のテレビ局「鳳凰衛視(フェニックステレビ)」のインタビューで、シリアでは米国の民間軍事会社の傭兵数千人が戦っていると述べた。
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アサド氏は「現在その数は数千人、もしくは数万人の可能性があり、彼らは米国の軍事会社で働き、シリアの内戦に参加している」と述べ、傭兵の正確な数を知るのは難しいと指摘した。

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またアサド氏は、米当局はシリアに駐留する米軍部隊の規模について数百人から数千人だと発表しているが、「この数字が米軍側で戦っている人数ではなく、米兵の数であるならば、正しいだろう」と述べた。アサド氏によると、戦闘行為に参加している米国は「イラクにおける米民間軍事会社ブラックウォーターのように、民間軍事会社に大きく依存している」という。

7月、ロシア外務省のザハロワ報道官は、シリアでは米国の民間軍事会社のスタッフ4000人以上が戦っていると発表した。ザハロワ氏は「6月の後半だけでも、指揮スタッフや指導スタッフの代表者70人を含む540人がシリアに到着した」と述べ、米国はシリアからの米軍撤退を背景に傭兵の数を増やしていると指摘した。

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