米国防権限法案可決で宇宙軍創設 予算80兆円

米上院本会議は17日、国防予算の大枠を決める2020会計年度(19年10月~20年9月)の国防権限法案を賛成86票、反対8票の賛成多数で可決し、同法案は議会通過した。総額は戦費を含め7380億ドル(約80兆8千億円)。トランプ大統領は速やかに署名する方針を示しており、近く成立する。東京新聞が報じた。
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米国は軍事行動の舞台として宇宙を研究している=プーチン大統領
同法は中国、ロシアに対抗するため、トランプ大統領が掲げる陸海空軍などと並ぶ6番目の独立軍としての宇宙軍の創設を認めた。北朝鮮対応を踏まえ、日韓両国の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)維持の必要性も明記した。

一方、NHKによれば、同法案は在韓米軍の兵士を削減する際には議会への事前報告を義務づけ、トランプ政権が独断的に在韓米軍の縮小を進めることを規制している。

法案は近くトランプ大統領の署名を経て、成立する見通し。

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