巡航ミサイル「ブラモス」は戦闘機Su-30MKから発射され、同国のオリッサ州沖の標的に命中した。
露印合弁会社「BrahMos Aerospace」の名称は、インドのブラマプトラ川とロシアのモスクワ川にちなんでいる。同企業は、超音速巡航ミサイル「ブラモス」のほか、ミサイル発射装置、ミサイル制御システムの製造、ミサイルサイロの建設、乗組員の訓練やミサイルの修理と近代化を行っている。
超音速巡航ミサイル「ブラモス」の速度は音速の2.5~2.8倍に達する。また、同ミサイルは潜水艦、軍艦、沿岸砲、軍用機からの発射が可能。「ブラモス」の最初の発射実験が行われたのは2001年。インド空軍、海軍、陸軍はそれぞれのバージョンの「ブラモス」を配備している。
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