エコノミスト誌は、同国のイスラム・カリモフ元大統領の政権は「時代遅れの旧ソ連型の独裁政権」だったとし、ウズベキスタンは3年前まで「異常なほどの残虐性と無能さで閉鎖された社会」だったと指摘している。
亡くなったカリモフ元大統領の後を継いで2016年に大統領になったミルズィヤエフ氏は、2018年になってようやく改革を始めたが、これによりすでに多くの事柄が改善した。ミルズィヤエフ政権は、強制労働をほぼ廃止させ、外国人ジャーナリストの同国内での活動を許可し、より多くの国境検問所を解放し、最も過酷な刑務所の閉鎖を決定した。
エコノミスト誌の編集部によると、ミルズィヤエフ大統領が始めた改革により、2019年のウズベキスタンの状況は急激に改善した。同誌は特に、同国政府が国家経済の再構築のために外国人専門家らを招き入れようとしている点に注目している。
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