まずは6位から10位まで:
6位 圓光寺/京都府
7位 厳島神社/広島県
8位 永観堂禅林寺/京都府
9位 三十三間堂/京都府
10位 鵜戸神社/宮崎県
どれも魅力があり、訪れる価値がある。しかしさらに上位に選ばれた5か所には納得がいくはずだ。
5位は京都の瑠璃光院。拝観料はやや高めの2000円だが、その金額を惜しまなければ美しい景色のスライドショーを生で体験できる。特に書院から眺める秋の紅葉は絶品だ。ただし瑠璃光院の特別拝観は春と秋のみなので注意。
4位は山形県の湯殿山神社。精神的な重要性でここに匹敵する場所はほんの僅かだろう。湯殿山神社は修道の旅、つまり巡礼の最終地だ。出羽三山として知られる3つの神聖な山々を旅し、湯殿山神社にたどり着くとそこには本殿はないことが分かる。代わりに門とロープで神聖な場所を示してある。入場時には土足厳禁、写真撮影も禁止だ。
3位は島根県の出雲大社。日本最古の神社の一つであり因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)を救った大国主命(おおくにぬしのかみ)を祀る。神殿には美しいうさぎの像が点在するが、最も目を引くのは神楽殿の巨大しめ縄(大注連縄)だろう。訪問者が入場できる建物は一つだけだが雄大な敷地と美しい建築物は訪れる価値がある。毎年10月には神道のすべての神がここに集まり世の出来事について話し合うと言われている。
2位は奈良県の大神神社。美しい緑豊かな森に潜む、日本最古の神社の一つ。三輪明神の別名の如く、神社はボロメオの環で飾られており、また三ツ鳥居という他の神社にはあまり見られない特徴を持つ。本殿はなく、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様子を伝えている。
さて堂々の1位は、三重県の伊勢神宮。実は4年連続の1位だ。この順位には明確な理由がある。伊勢神宮は日本全国で「日本の心のふるさと」として知られており、本殿(皇大神宮)は日本神話の主神、総氏神である天照大神(あまてらすおおかみ)を祀る。神宮は信じられないほど壮大であり、実際には内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)を正宮として、別宮や伊勢市内に点在する多数の摂社、末社からなる複合体である。一般参拝者は本殿内部に立ち入ることができないが、五十鈴川沿いの別宮をめぐり、内宮(皇大神宮)にたどり着くコースなどもお勧めだ。
あなたの心にぴったりくる神社仏閣はあるだろうか?上記リストのいずれかを訪問したことがあるだろうか?2020年は新しい年。これらお勧めの場所を訪れるのに最適な時期だ。
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