マレロ・クルス氏は43年ぶりに復活した首相ポストに就任。前任は故フィデル・カストロ氏が務めていた。
AP通信は、マレロ・クルス氏は16年にわたり同国観光相を務めことを伝えている。首相ポストへの選出にあたり、ミゲル・ディアスカネル大統領の推挙があった。
1976年、故カストロ氏はキューバ憲法を改正。首相職を廃止し、国家評議会議長に就任した。国家評議会議長職は行政および立法の長を兼ねていた。
2019年にキューバは新憲法を採択し、大統領職と首相職を復活させた。ミゲル・ディアスカネル氏は10月に大統領に就任している。