今月12月、米国と中国は、両国の貿易交渉で第1段階の合意に達したと発表した。米国は、中国が米国の製品や サービスの購入を増やすことで同意し、双方は新たな関税の発動は見送るが、発動済みの関税は維持すると発表した。
トランプ米大統領は、第2段階の交渉を即座に開始すると述べた。
ムニューシン米財務長官は、1月 初めに第1段階の合意文書に署名する可能性があるとの見通しを示した。
ロジャンコ会頭は「両国が第1段階の合意に達し、市場は非常に喜び、活気づいた。これは非常に長期にわたって演じられる物語であり、これはすでに誰がより大きく、誰がより強く、誰がより重要であるかという中国と米国の問題だ。この問題は複数の世代によって解決される可能性がある」と語った。
ロジャンコ氏は、世界史には保護貿易の先例があり、それは非常に悪い結果に終わったことに注目し、「グローバリゼーションはもうかなり根付いた(中略)すなわち我々は2歩、もしかしたら3歩前進した。そして、すべてがどのように見えるかを評価するために一歩後退すべき時である」と述べた。