サンタクロース、すでに世界中に50億個以上のプレゼントを届ける

サンタクロースは、64回目となる世界中をまわる旅で、すでに50億個以上のプレゼントを届けた。米国とカナダによる共同防衛組織NORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)が、サンタクロースの追跡情報をオンライン中継で伝えている。
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先に、サンタクロースがモスクワとサンクトペテルブルク上空を通過したと伝えられた。12月24日21時08分(日本時間12月25日03時08分)、サンタクロースはモスクワ上空に位置し、その3分後にはサンクトペテルブルクでプレゼントを配った。

サンタクロースを追跡する「NORAD Tracks Santa」は、1955年にスタートした。コロラド州の大手百貨店の1つが、子ども向けにサンタクロースへのホットラインを開設したが、広告に掲載されたホットラインの番号が間違っていたため、NORADの前身にあたるCONAD(中央防衛航空軍基地)に子どもたちから電話がかかってきたのがきっかけ。

それ以来、コロラド州にある空軍基地は、毎年クリスマスイブになるとサンタクロースのクリスマスの旅の追跡センターとなる。

NORADは、サンタクロースのルートをすばやく追跡するため、衛星、レーダー、(米国およびカナダ上空の)戦闘機、そしてユーチューブでその動画が公開されている特別な「サンタカメラ」という4つのシステムを使用している。

レーダーの目標は、サンタクロースのそりを引く、トナカイ『ルドルフ』の赤い鼻。ルドルフの赤鼻は、灯台のように光っている。

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