同性愛のイエスを描いた映画製作オフィスに火炎瓶が投げられる

ブラジルのリオデジャネイロにあるコメディーグループ「ポルタ・ドス・フンドス」のオフィスに火炎瓶が数本投げ付けられた。コメディアンらには、彼らが同性愛者のイエス・キリストを描いた作品制作の後に注目が集まっていた。ロイター通信が報じた。
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同通信社によれば、警備員によって炎は消し止められ、火災による負傷者はいないという。火災状況が撮影された動画が警察によって発表された。

この事件は24日、クリスマスの前日に発生した。

​同グループは公式ツイッターで、「我われは団結し強くなりながらさらに前進し、国家がこの憎悪の嵐を経験し、その結果、愛と言論の自由が勝利すると感銘し確信する」と表明した。

12月17日、ストリーミングサービス「ネットフリックス」は、同性愛者のキリストを描いたクリスマス映画を公開し、キリスト教徒らの怒りを呼び起こした。世界でもっとも大きなカトリック社会で、信者が増え続けているブラジルでは、この映画は怒りの対象となった。同性愛者のイエスの作品に反対する請願には、公開後に200万人超が署名を行った。

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