メキシコ、駐ボリビア大使に帰国を指示 外交スキャンダルで

メキシコ外務省は、同国のマリア・テレサ・メルカド駐ボリビア大使が、ボリビア当局から「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定されたのを受け、安全上の理由で大使にメキシコへの帰国を指示したと発表した。
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先に、ボリビア大統領が、駐ボリビアのメキシコ大使と、スペインの代理公使および領事に国外退去を命じたと報じられた。

ボリビアの警察は27日、メキシコ大使公邸を訪問したスペインの代理公使と領事に同行した人々が大使公邸に入ることを許可しなかった。外務省によると、これらの人々は覆面で顔を隠し、「密かに大使館への侵入」を試みたという。

ボリビア暫定政府のアルトゥーロ・ムリーリョ内相は、暴動やテロを扇動した疑いで訴えられ、政治亡命を要請し、一時的に大使公邸にかくまわれているエボ・モラレス前政権の大臣らをスペインの外交官が連れ出そうとしたとして非難した。

スペイン外務省は、外交官らがメキシコ大使館にいたことについて、儀礼訪問だったと説明した。スペインのマスコミによると、覆面の人物らは、国家警察特殊作戦部隊で構成された大使館のボディーガードだという。現在、ボリビアの首都ラパスにあるメキシコ大使館には、モラレス前政権の関係者9人がかくまわれており、メキシコ大使館をめぐる状況は今も緊張している。

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