米軍報道官のロビン・オチョア大佐はこのアプリは「サイバー攻撃の脅威」と想定されていることを明らかにした。同大佐によれば、12月中旬に米軍は兵士らに軍務用携帯電話でのTikToKの使用を禁止すると発表した。
新たな取り組みの理由は、12月16日に米国防総省によって発表された警告にあり、それによればTikToKは、「潜在的に安全保障上の脅威とみなされている」ためだという。米国防総省では、全職員に対し、「個人情報の漏洩を防ぐため、ダウンロードしたアプリへの注意、携帯電話内の通常とは違う不要なテキストの存在の点検、TikToKに注意をするよう」に命じた。
アプリTikTokは2016年に中国のByteDance社によって開発・リリースがされた。同アプリは特殊効果を使用したショート動画の撮影を可能としたことから人気が高まり、世界で5億人のユーザーが利用している。
以前、TikTokの親会社、中国のByteDance社は、独自スマートフォンの開発を計画していることが報じられた。
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