イラク首相、バグダッドでのソレイマニ司令官殺害を非難

イラク暫定政府のアブドルマハディ首相は3日、米国による首都バグダッドへの空爆を非難し、これは米軍駐留条件違反だと指摘した。空爆では、イラン革命防衛隊の特殊部隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が死亡した。
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イラクでの米国による空爆では、ソレイマニ司令官と共にシーア派組織のアブ・マフディ・アル・ムハンディス副司令官とさらに10人が死亡した。先に、イランのイラジ・マスジディ駐イラク大使が発表した。

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通信社スプートニクが入手したアブドルマハディ首相の声明では「ソレイマニ氏とムハンディス氏殺害に関する米政権の行動を厳しく非難する(中略)イラクやその他の兄弟国から指揮官を排除するこのような作戦は、イラクの主権への重大な侵害である」と述べられている。

アブドルマハディ首相は、事件に関する政府の立場を決めるため、臨時会合を招集した。

首相は「これは米軍のイラク駐留条件の重大な違反である。米軍の役割は、イラク軍の訓練と有志連合のメンバーとしての(テロ組織)『ダーイシュ(イスラム国、IS)』との戦いのみに限られている」と発表した。

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