豪州 森林火災消火に3千人の補欠兵投入へ

オーストラリアン紙土曜日版はモリソン豪首相の声明を引用し、同国の森林火災の消火作業に最高で3千人の補欠兵が投入されると報じた。同紙の報道によれば、火災が最もひどいのはニューサウスウェールズ州、ビクトリア州で、現段階で1500軒が全焼、23人の死亡が確認されている。
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消火作業には海軍のアデレード級フリゲート艦と空中消火軍機4機が動員される。オーストラリアン紙の報道によれば、豪州政府は空中消火用の軍用機を他国から借用している。ただし具体的な国名は明らかにされていない。2機は1週間後に、さらに2機が2週間後に豪州に到着し、豪州の保有する7機の大型消火軍用機の補助を行う。

首都キャンベルの大気汚染度は1月2日、危機的な水準を26倍上回った。豪州南東部の沿岸は2019年10月の発火以来燃え続けており、これにより推計で、コアラ8千匹をはじめ、万単位の動物が犠牲となった。

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