イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の降誕はキリスト教徒にとって全人類の歴史上、中心的な出来事と考えられている。
降誕は、深夜に行われる教会の祭典奉神礼(礼拝)の中で祝われる。
モスクワおよびロシア総主教のキリル1世は今夜、伝統に従い、国内総本山である救世主ハリストス大聖堂で降誕奉神礼を行った。同大聖堂には数千人の信者が集まった。
ウラジーミル・プーチン大統領は2年連続、降誕祭をサンクトペテルブルクで迎え、今年はスパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂(救世主顕栄大聖堂)の奉神礼に参加した。プーチン大統領は大聖堂にイコン(聖画)を手渡し、その返礼としてイコンを受け取った。
本日、降誕奉神礼はロシアの数百の寺院、また全世界の数万のモスクワ総主教管轄の教会で行われている。