ペロシ議長は声明で、イランに対する大統領の軍事行動を制限する決議案の手続きを現地時間の8日夕方に行い、9日にも下院で採決する考えを示した。
議会は戦争の遂行に関する大統領の決断を許可、あるいは停止する権限を持っている。しかし、事実上、国外における戦争遂行に関しては、政府側の有する権限の方が遥かに多く、大統領の決定に議会が影響を与えることはないと見られている。
8日(水)未明、イラン革命防衛隊はソレイマニ司令官殺害に対する報復作戦を開始した。米国ドナルド・トランプ大統領はこの攻撃後に「すべて問題ない」とコメント。テレビ「FOXニュース」は情報筋の発言として、現時点でミサイル攻撃による米側の犠牲者はない、と伝えた。
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