中国の専門家チームは武漢市で流行するウイルス性肺炎が新型のコロナウイルスによるものとの見解を示した。核酸を使用した実験を行った結果、1月7日21時の時点で新型のコロナウイルスによる感染ケースが15回にわたって確認された。専門家チームは感染経路に関する研究や臨床研究がさらに必要としている。
12月末に武漢市の地元政府は原因不明の肺炎流行について発表した。1月5日の時点で59人の発症が確認されており、そのうち7人が重症と報じられている。また、医療関係者は163人が感染者と接触したと見ており、病院で経過の確認を行っている。
感染経路を調査した結果、感染者の多くは武漢市の海産市場で勤務していたことが分かった。現時点において、接触や飛沫による感染の決定的な兆候は確認されていない。
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