ゴーン被告とみられる人物 防犯カメラに

日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告が日本からレバノンに逃亡した事件で、ゴーン被告とみられる人物が、都内の防犯カメラに映っていたことがわかった。NHKが9日、報じた。
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NHKによると、12月29日午後3時前、ゴーン被告が都内の自宅を出て近くのホテルに向かう姿を防犯カメラが捉えていた。被告は黒っぽい服装で、マスクをし、帽子をかぶっていた。被告はこの後、都内のホテルで協力者と合流、新幹線で大阪へ移動し、関西空港から大型のケースに隠れてプライベートジェットで出国したとみられている。

またNHKによると、被告が出国した際に隠れていたとされる大型のケースについて、税関職員がケースの中を調べていなかったことがわかった。

NHKが関係者への取材をもとに報じたところよると、検査を担当した税関職員は、ケースには音響機器が入っているという引継ぎを信じ、ケースを開けて中を調べなかったという。

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