英ヘンリー王子とメーガン妃 高位王族から引退、北米で生活と発表 英王室からは鋭い反応

英国女王エリザベス2世の孫でサセックス公爵ヘンリー王子と、元女優のメーガン・マークル妃は高位王族を引退する意向を表明した。8日、ヘンリー王子夫妻は自身のインスタグラムで公表した。
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高位王族には、エリザベス2世、その子供たち、孫の兄ウィリアム王子(ケンブリッジ公爵)と弟ヘンリー王子、そして両王子の妃がいる。ヘンリー王子とメーガン妃が高位王族から離れると決めたことは、英国王室のイメージを大きく変えることになるだろう。 

王位継承順位6位のヘンリー王子とメーガン妃、生後8か月の長男アーチーちゃんは、クリスマスと正月を(英国王室のプロトコルではこの時期を過ごすことになっている英国ではなく)カナダで過ごした。また、またヘンリー王子夫妻は年の半分ずつを英国と北米(メーガン妃は米ロサンゼルス出身)で過ごすことも発表している。

英ヘンリー王子とメーガン妃 高位王族から引退、北米で生活と発表 英王室からは鋭い反応

英タイムズ紙は、エリザベス2世は、ヘンリー王子夫妻が女王にもヘンリー王子の父親であるチャールズ皇太子(ウェールズ公爵)にも相談せずに決めたことを残念に思っていると報じた。これはバッキンガム宮殿がかなり鋭い反応していることを証明している。

英タブロイド紙「ザ・サン」は情報筋の話として、「エリザベス2世は深く悲しんでいる。チャールズ皇太子ウィリアム王子は激怒している」と報じた。同紙は、ヘンリー王子夫妻の決定を「家庭内戦争に対する宣戦布告」と評した。

英タイムズ紙は、ヘンリー王子夫妻の決定は、特定の職務を果たし続けている英国王室のメンバーにとって前例のないものであると指摘している。この特定の職務とは通常、英国王室のメンバーが数えきれないほどの公的行事や慈善行事の場に登場することと関係している。


『王冠を戴くものに安穏はなし』

ヘンリー王子は過去、パパラッチによる追跡で亡くなった母親のダイアナ元妃の死後、高い地位が自分を苦しめていることを明らかにしている。ドラマ『Suits /スーツ』のスター女優だったメーガン妃は最近、王室の一員であるためにマスコミからの批判に辛い思いをしているとセンセーショナルな発言をした。

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