イージス・アショア配備問題 露日間に理解築けず リャブコフ外務次官

ロシア外務省のセルゲイ・リャブコフ外務次官は10日、東京の戦略対話の定期ラウンド終了後、記者会見にのぞみ、米国のイージス・アショアの日本への配備問題でロシアと日本は互いの立場を近づけることができなかったと語った。
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リャブコフ外務次官は、日本の立場はロシアを納得させるものではなかったとして、「この複合体(イージス・アショア)の出現は日本の防衛にのみ貢献するものとは我々は考えていない」と語った。

リヤブコバ氏によれば、イージス・アシュアシステムは、ロシアの戦略的抑止のポテンシャルに否定的な影響を与えるという。そのほか、ロシアはこれらのコンプレックスは迎撃ミサイルの運用だけでなく、巡航ミサイル「トマホーク」を含めた攻撃手段の使用としても適していると確信している。これらミサイルの射程距離は2.5キロメートルに達する。

迎撃防衛ミサイルコンプレックスのイージス・アシュアは、2023年までに秋田県と山口県に配備される予定。

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